お知らせnews

山口大学で業界説明会に参加してきました

山口大学理工学部にて開催された業界説明会に参加してきました。地質を学ぶ学生の皆さんに、ボーリング業界の魅力をお伝えできる貴重な機会となりました。

修士1年生の中間発表会に参加

12月20日には修士1年生の中間発表会を聴講させていただきました。地質学や地盤工学に関する最新の研究に触れることができ、学生の皆さんの真摯な研究姿勢に感銘を受けました。

懇親会での交流



発表会後の懇親会では、山口大学の教授陣や学生の皆さん、翌日の業界説明会に参加予定の企業の方々と貴重な意見交換の機会を持つことができました。特に、地質業界の現状や将来展望について、活発な議論が交わされました。

業界説明会での田村ボーリングの特徴アピール



12月21日の業界説明会には80社以上の企業が参加する中、当社は以下のような特徴をアピールさせていただきました:

ボーリング調査を主軸とした事業展開
地質学の知識を直接活かせる実務経験
大手企業と比べて多くのボーリングコア観察機会
直営施工班による技術力の向上
掘削技術とコア品質の関係についての深い理解

特に、当社では地質を学んだ学生の皆さんが、大学で培った専門知識を存分に活かせる環境があります。ボーリング調査から得られるコア試料の観察・分析を通じて、地質学の理論と実務をつなぐ貴重な経験を積むことができます。
また、直営の施工班を持つ強みを活かし、ボーリング掘削技術がコア試料の品質にどのように影響するかなど、技術的な理解を深めることができます。
今回の説明会を通じて、地質を学ぶ学生の皆さんに、田村ボーリングでの仕事の魅力を少しでもお伝えできたのではないかと思います。これからも、地質技術者の育成に力を入れ、地域社会への貢献を続けてまいります。


新入社員をお迎えしました!

田村ボーリングでは、このたび新たな仲間を迎えました。31歳の新入社員が工務部に配属となり、若い力で当社に新たな風を吹き込んでくれることを期待しています。

社会人経験を持つ新入社員の加入により、当社の技術力と創造性がさらに高まることを期待しております。工務部では、ベテラン社員の指導のもと、地質調査や土壌汚染調査の最前線で活躍してもらう予定です。

田村ボーリングでは、年齢に関わらず、すべての社員が持つ可能性を最大限に引き出せるよう、充実した研修制度と働きやすい環境づくりに力を入れています。新入社員の成長が、会社全体の発展につながると考えています。

新しい仲間と共に、より一層地域社会に貢献してまいります。


第21回 田村ボーリング技術発表会2024 ~全社員で技術を磨く1日~

2024年7月20日、当社恒例の技術発表会が開催されました。今回で21回目を迎えるこの発表会は、社員の技術力向上と情報共有を目的に毎年実施しています。今年も若手からベテランまで、多彩な発表が行われ、会場は熱気に包まれました。

◆発表内容の概要

今回の発表会では、地質調査や土壌汚染調査、海洋調査、井戸掘削工事など、当社が手がける様々な業務について、10名の社員が発表を行いました。

発表内容は多岐にわたり、最新の技術動向や調査方法の紹介、実際の現場での経験談、業務遂行上の課題とその解決策など、幅広いテーマが取り上げられました。

特に印象的だったのは、若手社員による1年間の業務振り返りです。現場での苦労や学び、成長の過程が生き生きと語られ、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。

また、ベテラン社員からは、長年の経験に基づく深い洞察や、若手への熱いメッセージが送られました。技術の継承と人材育成に対する強い思いが感じられる場面でした。



◆注目のトピックス

発表の中で特に注目を集めたトピックスをいくつかご紹介します。

1. 自然災害への警鐘
  最近話題になった城郭の崩壊事故を例に、身近な場所にも災害の危険性があることが指摘されました。防災の観点から、地質調査の重要性が再認識される機会となりました。

2. 海洋調査の最前線
  普段目にすることの少ない海洋調査について、具体的な作業内容や使用機材の紹介がありました。海底の地質調査や沈没物の引き上げなど、興味深い事例が紹介されました。

3. 環境保全への取り組み
  土壌汚染調査や油漏れ事故の対応など、環境保全に関する発表が複数ありました。迅速かつ適切な対応ができる技術力の重要性が強調されていました。

4. 新しい取り組み
  若手育成のための新しい取り組みとして、SNSを活用した日報システムの紹介がありました。ベテラン社員が若手の報告にリアルタイムでアドバイスを送るなど、技術継承の新しい形が示されました。

5. 技術者としての心構え
  技術力だけでなく、人間性を磨くことの重要性を説く発表もありました。相手の立場に立って考えることや、感謝の気持ちを持つことなど、社会人としての基本姿勢が語られました。







◆発表会を通じて感じたこと

約5時間にわたる発表会でしたが、どの発表も興味深く、学びの多いものでした。

地質調査や土壌汚染調査など、普段はあまり意識されることのない仕事。しかし、社会を支える重要な役割を果たしていることを改めて認識し、しっかりと役割を果たしていくことの重要性を考えました。

若手社員の成長ぶりや、ベテラン社員の経験に基づく深い洞察。そして何より、全社員が一丸となって技術力向上に取り組む姿勢が、当社の力なのだと再認識できました。

発表会の最後には、「社会貢献度を高めることが最終目標」という言葉がありました。技術を磨くことは、単に会社の利益のためではなく、社会に貢献するため。そんな志を持って日々の業務に取り組んでいくことを誓った技術発表会でした。

◆発表会の後はバーベキュー懇親会

午前中はしっかり学んで、午後からは田村ボーリング機材センターにてバーベキューをおこない、懇親を深めました。
暑い中でしたが、午前中の発表の話を深掘りしたり、趣味は近況の話をしながらお互いに親睦を深め合いました。






◆おわりに

この技術発表会を通じて、当社が地域に根ざし、社会に貢献する企業として着実に成長していることを実感しました。

地質調査や土壌調査は、目に見えない地中の様子を明らかにする重要な仕事です。安全な建築物の建設や、自然災害の予防、環境保全など、私たちの生活に直結する多くの分野で、当社の技術が活かされています。

これからも、技術力の向上と社会貢献を両立させながら、さらなる発展を遂げていく所存です。今後の田村ボーリングの活躍に、どうぞご期待ください。


香川高専での出前授業を実施しました

2024年7月10日、当社の技術者である谷野宮が香川工業高等専門学校(香川高専)にて出前授業を行いました。この授業は、香川高専が地域の教育や技術振興を目的として実施している出前出張事業の一環として開催されました。

今回の授業では、当社の主要事業である地質調査について、学生の皆さんに理解を深めていただくことを目的としました。地質調査の重要性や最新の調査技術、そして調査結果がどのように建設プロジェクトや防災計画に活用されているかについて説明しました。

特に、近年注目されているインフラDXの観点から、3D地質モデルの作成や、最新のデジタル技術を用いた地質調査の手法についても紹介しました。学生たちは熱心に耳を傾け、地質調査への関心の高さがうかがえました。

当社は今後も、このような教育支援活動を通じて、地域の技術振興や次世代の技術者育成に貢献してまいります。同時に、こうした機会を通じて得られた若い世代の視点や新しい発想を、私たちの業務にも活かしていきたいと考えています。

田村ボーリングは、地域に根ざした企業として、今後も積極的に社会貢献活動に取り組んでまいります。


JIA(日本建築家協会)四国支部大会のご案内


JIA(日本建築家協会)四国支部大会が5月25日土曜日、屋島山頂の やしまーる にて開催されます。
田村ボーリングは香川地域会協力会員として参加しており、当日ブースも設定しておりますので是非覗いていただければと思います。

2025.5.25 開催の様子


協賛企業によるプレゼン風景


協賛企業PRコーナー



田村ボーリング(株)のPRコーナー



当日、弊社コーナーにお越し下さった皆様、ありがとうございました!