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日本応用地質学会支部研究発表会で、地下水源調査の事例発表を行いました。

山口市(会場:防長苑)で開催された日本応用地質学会中国四国支部の研究発表会で、当社調査課の辻本浩志が「地下水源調査の事例」と題して発表しました。
発表は、上水道水源となる「取水井」(計画取水量3,000m3/日)の計画に先立って、低コストで高精度の結果が得られるよう独自に工夫された、不圧地下水を対象とした多孔式揚水試験の実施例です。
この試験結果をもとに型式提案し設計した「放射状立型井戸」は、期待に沿った取水性能を発揮すると共に、本井戸の揚水試験で求めた水理定数(透水係数他)が試験段階で得られたそれとほぼ等しい事から、“工夫した揚水試験”結果の再現性も明らかとなりました。
また、発表では地下水源調査に限らず、自然(地下領域)を対象とした調査では定型化された調査手段に終始することなく、創意工夫が求められる事を力説しています。
なお今後の課題として、帯水層の透水性他によって水理解析上の仮想井戸半径を変える必要に対して客観的な決定根拠に乏しい点があります。
そのために、今後数多くのデータを収集し、客観性が得られるよう努めます






引き続いてインターンシップ学生を受け入れました。

当社は、これまでもインターンシップ学生(理系大学生、高専生)を受け入れています。先々月は高松高専から1名、そして今月(9/4~9/15)は香川大学工学部の学生1名が、当社をインターンシップの場に選びました。
インターンシップは10日間と短いものですが、貴重な就業経験となることを願っています。
短期間でしたが、慣れない環境の中でまじめな取り組みを見せてくれたインターンシップ生の諸君に今後の成長を祈ります。




「平成18年度国土交通省四国地方整備局優良業務表彰」を授与されました。

平成18年度国土交通行政関係功労者表彰式において、当社が前年度に担当した「平成17年度大内白鳥バイパス(2工区)地質調査業務」が〈優良業務〉として評価され、国土交通省四国地方整備局の北橋建治局長より表彰されました。
表彰式は「国土交通デー」(毎年7月16日)の記念行事の一環として、マリンパレスさぬきを会場に行われました。
当社は、上記の業務で四国地方整備局の業務運営に対する協力と業績に対して顕彰されたものです。今年度、四国管内で「優良業務」部門で表彰されたのは8社で、その内の1社に選ばれた事で、当社の技術スタッフの技術力や管理力等が高く評価されたわけです。今後とも今回の表彰に恥じない信頼される高品質の成果を提供し、発注者様のご期待に応えます。






「第3回社内技術発表会」を開催しました。

技術業務の相互理解、技術力の向上と研鑽を図ること等を目的に、社内技術発表会(第3回)が社長はじめその他の役員も出席して会議室で開催されました。
今回の発表も全7編あり、発表テーマは各発表者がこれまでに取り組んできた業務の中からピックアップし、発表用にとりまとめたものです。
内容は「ボーリング工事関連」、「トンネル工事に伴う水文調査」、「軟弱地盤調査関連」、「斜面災害調査」、「土壌・地下水汚染調査」、「接地調査・工事」に至る幅広い分野にまたがっています。
各発表後の質疑応答では率直な意見が交わされ、全体時間を超過する盛り上がりを見せました。最後に、永峰副社長(技術士)による講評で締めくくられました。
忙しい業務の合間をぬって準備された各発表者の皆さん、発表会を企画・開催した技術部の皆々さんご苦労様でした。