お知らせnews

内子町「龍王再開発温泉掘削工事」の起工式が挙行されました。

内子町(愛媛県)より、龍王再開発に伴い発注された新泉源の掘削工事の起工式が、河内町長、山田町議会議長、小川龍王再開発検討委員会長、他町関係者並びに地元関係者はじめ多数のご列席の下、現地で挙行されました。
なお、起工式の模様はテレビ愛媛およびケーブルテレビなどのニュース番組で報道されました。
当社は掘削地点の適地調査段階から参画し、調査にはCSA-MT電磁探査、ガンマー線スペクトル探査、VLF電磁探査等の最新技術を駆使しました。町関係者の大きな期待の下、本格的な掘削工事が始まります。






「四国技術フォーラム’07」in徳島で技術発表を行いました。

四国地質調査業協会の主催による「四国技術フォーラム’07」がアスティとくしまを会場に開催され、当社調査課の谷野宮竜浩が技術発表を行いました。

今回の四国技術フォーラムは4つのセッションに分かれ、全19編の技術発表が行われました。この内「A-1セッション:原位置試験・室内試験・サウンディング」において、「水上からのポータブルコーン貫入試験実施例」というテーマで発表しました。
発表は、主に軟弱な粘性土地盤において用いて得られるコーン貫入抵抗値をもとに経験式から粘性土の一軸圧縮強度が求まる「ポータブルコーン貫入試験」を、ダム湖底の堆積層調査に適用した事例を素材にしています。
発表では、ダム湖上で揺れを生じるフロート台船から水深20mという特殊な条件下で、精度の良い原位置試験を行うために凝らした種々の工夫を述べると共に、「ポータブルコーン貫入試験」に限らず各種原位置試験やサウンディングを行う場合、現場条件が試験基準にあてはまらない場合も多く、このような場合は各試験原理を熟知した上で、基準となる方法のみに縛られることなく柔軟な対応ができる事の重要性を示しました。






(社)香川県建築士事務所協会に入会しました。

(社)香川県建築士事務所協会は、今後10年間の地震防災戦略として「住宅の耐震化率をUPする」など、具体的に設定し「死者数の半減」を目標としています。協会として香川県からの要請を受け、「自分で守ろう大事なわが家」というセミナーに参加し、木造住宅の耐震診断相談窓口として県民の申込みを受け付けており、今後多数の診断業務が要請される事と思われます。


品質マネジメントシステムの更新審査が実施され、終了しました。

10月16日~17日の日程で、「ISO9001:2000品質マネジメントシステム」の更新審査(2回目)が、審査機関より二名の審査員を迎えて行われました。
審査は、本社の全部門(総務部・営業部・技術部調査課・技術部工務課)および畑田機材センター、更に調査ボーリング現場を対象に行われました。
審査の結果、軽欠点1項目を除き重欠点の指摘はなく、審査後の講評では「品質に対する意識が高い。品質マネジメントシステムは実用的で、その構築および運用は適切になされている」と高く評価されました。
弊社は今回の更新を機に「基本方針」を再構築し、新しい「品質方針」を掲げて、顧客の皆様に信頼される高品質の成果品の提供が続けられるよう、継続的改善に努めます。
[審査機関:ビューローベリタスジャパン(株)]




更新審査状況



香川地域の“減災~水環境”に関するシンポジウムが開催されました。

「土木学会四国支部/香川地域の減災・水環境研究会」が主催する、平成19年度同会シンポジウム「テーマ:減災・水環境」がKKRさぬき荘(高松市)で開催されました。
司会進行を高松工業高等専門学校の向谷光彦准教授が務め、先ず最初に高松工業高等専門学校建設環境工学科の水越睦視准教授が「福岡県西方沖地震の体験・コンクリートの話」、当社常務取締役の田村彰三が「香川の地下水と最近の話題から」とそれぞれ題し講演しました。
講演に関する質疑応答の後、“災害は文化”と題した自由討議が行われました。
また、同シンポジウムのテキストには学生による「意見論文」が掲載されましたが全34編の内、18編が渇水や水事情に関するもので占められていました。
地球温暖化によると考えられる気象異常が身近に感じられる昨今、水問題に関する感心の高さが伺えるものでした。