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2025年4月19日 安全衛生大会を実施しました - 2025年度も安全を最優先に!



2025年4月19日、田村ボーリングでは安全衛生大会を実施しました。
安全大会では、2024年度の安全衛生活動の成果報告と2025年度の安全衛生方針を発表しました。同社は「会社を支えるみんなの安全!」をスローガンに、日々の業務における安全意識の向上と事故防止に全社一丸となって取り組んでいます。

2024年度の安全実績
2024年度は、社員の安全意識の向上と積極的な安全活動により、残念ながら軽微な事故が発生してしまいましたが、重大災害ゼロを達成することができました。定期的な安全衛生協議会の開催や現場パトロールの実施、ヒヤリハット活動の推進など、様々な安全対策が功を奏し、労働環境の改善につながりました。
「安全と健康は経営の基盤である」という理念のもと、全社員が日々の業務に取り組んだ結果、比較的安全な一年を送ることができました。特に現場でのコミュニケーション強化や「声かけ・声返し」の徹底が、チーム全体の安全意識向上に大きく貢献しています。

2025年度の安全衛生計画
2025年6月から施行される熱中症対策の義務化に先駆け、当社では最新のウェアラブルデバイスを導入し、熱中症リスクの早期発見・予防に取り組む予定です。また、従来から実施している安全パトロールや安全衛生協議会をさらに充実させ、「災害を起こさない・遭わないこと」を全社目標として掲げています。
田村社長は「安全は全ての業務の基本であり、社員一人ひとりが家族の大黒柱です。その安全を守ることが会社の責務です」と述べ、2025年度も引き続き安全を最優先に事業を展開していく方針を示しました。



山火事リスク低減へ 全社消火訓練を実施
屋内での安全大会の後、本社機材センターにて全社消火訓練を実施しました。この訓練は、近年愛媛県で発生した大規模山火事を受け、現場作業が多い当社として火災リスクへの意識を高める目的で実施されました。

山火事リスクへの警戒
愛媛県では近年、乾燥した気候条件下での山火事が増加しており、屋外作業の多い当社としても、火災予防と初期消火能力の強化が急務となっています。特に、ボーリング作業での発電機や機械設備の使用時には、周辺の草木への引火リスクが常に存在します。

実践的な消火訓練
今回の訓練では、実際の消火器を使用した初期消火技術の習得に重点を置きました。参加した社員は、火災発生時の通報手順から消火器の正しい操作方法まで、一連の対応を実践形式で学びました。
当社安西課長は「現場では時に一瞬の判断が求められます。この訓練で得た知識と経験が、万が一の事態で社員や周辺環境を守ることにつながります」と訓練の意義を強調しました。


全社一丸の安全宣言
大会の締めくくりとして、原崇善社員による力強い安全宣言が行われ、2025年度の安全活動への決意が表明されました。

過去の教訓を未来の安全へ
安全宣言では、昨年度発生した事故に触れ、これらの教訓を今後の安全活動に活かす決意が述べられました。
「特に近年の気温上昇に伴う熱中症の問題は深刻です。今年度は、ウェアラブルデバイスの活用や、互いの気配りによる体調不良の早期発見等により熱中症を未然に防ぐと共に、バディとの信頼関係をより深め、『労災事故ゼロ』を目指します」と原社員は宣言しました。

全社一丸の安全文化醸成
安全宣言を受け、田村社長は「一人ひとりの安全意識が会社全体の安全文化を形作ります。今日の宣言を胸に、日々の業務に取り組んでいきましょう」と述べ、参加者全員で安全への誓いを新たにしました。
大会では消火訓練や熱中症対策の義務化に関する説明なども行われ、2025年度も「安全第一」の精神のもと、社員とその家族、そして地域社会の安全・安心に貢献していく姿勢を改めて確認しました。


安全衛生大会後はBBQで絆を深める
安全衛生大会の締めくくりとして、毎年恒例となっているバーベキュー懇親会を開催しました。安全への決意を新たにした後、リラックスした雰囲気の中で社内コミュニケーションを活性化する機会となりました。

仕事を離れた交流の場
真剣な表情で安全について議論した安全衛生大会から一転、バーベキュー会場では笑顔あふれる社員の姿が見られました。工務部、技術部、営業部など部署の垣根を超えた交流が行われ、普段は接点の少ない社員同士が意見を交換する貴重な場となりました。
特に、新入社員や若手社員にとっては、ベテラン社員と打ち解けて話せる貴重な時間となりました。食事を共にすることで生まれる一体感は、「みんなの家族のためにも災害を起こさない・遭わないこと」という会社の安全理念をより身近に感じる機会となっています。

2025年度も引き続き、安全技術の向上と併せて、社員間のコミュニケーション強化に注力し、全社一丸となって無事故・無災害を目指してまいります。


「健康経営優良法人2025(中小規模法人部門)」に認定されました

当社は、このたび経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2025(中小規模法人部門)」に認定されました。
健康経営優良法人認定制度は、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度です。
当社では、社員の健康保持・増進に向けた取り組みを積極的に推進しており、今回の認定はその取り組みが評価されたものです。今後も社員一人ひとりが心身ともに健康で活き活きと働ける職場環境づくりに努め、より良いサービスの提供と地域社会への貢献を目指してまいります。
【認定期間】
2025年3月10日〜2026年3月31日
※健康経営®は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です


山口大学で業界説明会に参加してきました

山口大学理工学部にて開催された業界説明会に参加してきました。地質を学ぶ学生の皆さんに、ボーリング業界の魅力をお伝えできる貴重な機会となりました。

修士1年生の中間発表会に参加

12月20日には修士1年生の中間発表会を聴講させていただきました。地質学や地盤工学に関する最新の研究に触れることができ、学生の皆さんの真摯な研究姿勢に感銘を受けました。

懇親会での交流



発表会後の懇親会では、山口大学の教授陣や学生の皆さん、翌日の業界説明会に参加予定の企業の方々と貴重な意見交換の機会を持つことができました。特に、地質業界の現状や将来展望について、活発な議論が交わされました。

業界説明会での田村ボーリングの特徴アピール



12月21日の業界説明会には80社以上の企業が参加する中、当社は以下のような特徴をアピールさせていただきました:

ボーリング調査を主軸とした事業展開
地質学の知識を直接活かせる実務経験
大手企業と比べて多くのボーリングコア観察機会
直営施工班による技術力の向上
掘削技術とコア品質の関係についての深い理解

特に、当社では地質を学んだ学生の皆さんが、大学で培った専門知識を存分に活かせる環境があります。ボーリング調査から得られるコア試料の観察・分析を通じて、地質学の理論と実務をつなぐ貴重な経験を積むことができます。
また、直営の施工班を持つ強みを活かし、ボーリング掘削技術がコア試料の品質にどのように影響するかなど、技術的な理解を深めることができます。
今回の説明会を通じて、地質を学ぶ学生の皆さんに、田村ボーリングでの仕事の魅力を少しでもお伝えできたのではないかと思います。これからも、地質技術者の育成に力を入れ、地域社会への貢献を続けてまいります。


新入社員をお迎えしました!

田村ボーリングでは、このたび新たな仲間を迎えました。31歳の新入社員が工務部に配属となり、若い力で当社に新たな風を吹き込んでくれることを期待しています。

社会人経験を持つ新入社員の加入により、当社の技術力と創造性がさらに高まることを期待しております。工務部では、ベテラン社員の指導のもと、地質調査や土壌汚染調査の最前線で活躍してもらう予定です。

田村ボーリングでは、年齢に関わらず、すべての社員が持つ可能性を最大限に引き出せるよう、充実した研修制度と働きやすい環境づくりに力を入れています。新入社員の成長が、会社全体の発展につながると考えています。

新しい仲間と共に、より一層地域社会に貢献してまいります。


第21回 田村ボーリング技術発表会2024 ~全社員で技術を磨く1日~

2024年7月20日、当社恒例の技術発表会が開催されました。今回で21回目を迎えるこの発表会は、社員の技術力向上と情報共有を目的に毎年実施しています。今年も若手からベテランまで、多彩な発表が行われ、会場は熱気に包まれました。

◆発表内容の概要

今回の発表会では、地質調査や土壌汚染調査、海洋調査、井戸掘削工事など、当社が手がける様々な業務について、10名の社員が発表を行いました。

発表内容は多岐にわたり、最新の技術動向や調査方法の紹介、実際の現場での経験談、業務遂行上の課題とその解決策など、幅広いテーマが取り上げられました。

特に印象的だったのは、若手社員による1年間の業務振り返りです。現場での苦労や学び、成長の過程が生き生きと語られ、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。

また、ベテラン社員からは、長年の経験に基づく深い洞察や、若手への熱いメッセージが送られました。技術の継承と人材育成に対する強い思いが感じられる場面でした。



◆注目のトピックス

発表の中で特に注目を集めたトピックスをいくつかご紹介します。

1. 自然災害への警鐘
  最近話題になった城郭の崩壊事故を例に、身近な場所にも災害の危険性があることが指摘されました。防災の観点から、地質調査の重要性が再認識される機会となりました。

2. 海洋調査の最前線
  普段目にすることの少ない海洋調査について、具体的な作業内容や使用機材の紹介がありました。海底の地質調査や沈没物の引き上げなど、興味深い事例が紹介されました。

3. 環境保全への取り組み
  土壌汚染調査や油漏れ事故の対応など、環境保全に関する発表が複数ありました。迅速かつ適切な対応ができる技術力の重要性が強調されていました。

4. 新しい取り組み
  若手育成のための新しい取り組みとして、SNSを活用した日報システムの紹介がありました。ベテラン社員が若手の報告にリアルタイムでアドバイスを送るなど、技術継承の新しい形が示されました。

5. 技術者としての心構え
  技術力だけでなく、人間性を磨くことの重要性を説く発表もありました。相手の立場に立って考えることや、感謝の気持ちを持つことなど、社会人としての基本姿勢が語られました。







◆発表会を通じて感じたこと

約5時間にわたる発表会でしたが、どの発表も興味深く、学びの多いものでした。

地質調査や土壌汚染調査など、普段はあまり意識されることのない仕事。しかし、社会を支える重要な役割を果たしていることを改めて認識し、しっかりと役割を果たしていくことの重要性を考えました。

若手社員の成長ぶりや、ベテラン社員の経験に基づく深い洞察。そして何より、全社員が一丸となって技術力向上に取り組む姿勢が、当社の力なのだと再認識できました。

発表会の最後には、「社会貢献度を高めることが最終目標」という言葉がありました。技術を磨くことは、単に会社の利益のためではなく、社会に貢献するため。そんな志を持って日々の業務に取り組んでいくことを誓った技術発表会でした。

◆発表会の後はバーベキュー懇親会

午前中はしっかり学んで、午後からは田村ボーリング機材センターにてバーベキューをおこない、懇親を深めました。
暑い中でしたが、午前中の発表の話を深掘りしたり、趣味は近況の話をしながらお互いに親睦を深め合いました。






◆おわりに

この技術発表会を通じて、当社が地域に根ざし、社会に貢献する企業として着実に成長していることを実感しました。

地質調査や土壌調査は、目に見えない地中の様子を明らかにする重要な仕事です。安全な建築物の建設や、自然災害の予防、環境保全など、私たちの生活に直結する多くの分野で、当社の技術が活かされています。

これからも、技術力の向上と社会貢献を両立させながら、さらなる発展を遂げていく所存です。今後の田村ボーリングの活躍に、どうぞご期待ください。