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11月10日は「いい井戸の日」。水資源としての地下水を見直しましょう。

地下水は都市用水(生活用水・工業用水を併せた総称)使用量の4分の1を占める安定水源として、全国的に活用されています。地下水はダム湖や河川水などと同様に貴重で重要な水資源であることは言うまでもありません。
その地下水を利用する井戸。東日本大震災においても、地震や津波による被害はごくわずかにとどまり「井戸は地震に強い」ことが裏付けられました。
わが国は地震・津波や台風、豪雨など自然災害が発生しやすい国土であり、近年は異常気象による豪雨被害が各地で発生しており、安定水源としての地下水の役割はますます高まりつつあります。
各種あるインフラの老朽化による維持管理が問題化する昨今、井戸やその関連施設も例外ではありません。取水井の経年化とともに取水量は低下し、地下水水質の変化や過大な取水によっても井戸の寿命は短縮されています。
地下水は“天与の恵み”といえる、水資源。「いい井戸の日」は、その価値を再認識する日でもあります。