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“全地連「技術e-フォーラム2008」高知”が開催されました。

全国地質調査業協会連合会は地質調査技術の向上と技術者育成を図ることを主目的に、「技術e-フォーラム」を平成元年度から全国各地で開催してきました。
第19回を迎える今年は、当社が属する四国地質調査業協会が共幹となり“地域再生”をテーマに高知市で開催されました。
初日、「高知県立県民文化ホール」で盛大な開会式の後、(独)海洋研究開発機構の平朝彦理事による「巨大地震発生帯への掘削-〈ちきゅう〉の挑戦-」と題した特別講演会があり、多くの関心を集めました。
シンポジウム、フォーラムシアター、各技術発表会は「三翠園」に会場を移し2日両日にわたり盛況のうちに開催されました。
技術発表会は、全18セッションに分かれ133編の発表が行われました。この内「サウンディング」セッションでは、当社技術部調査課から谷野宮竜浩が「水上からのポータブルコーン貫入試験実施例」※と題し、技術発表を行いました。
特殊条件下(ダム湖水上・水深20m)で、試験方法の工夫と土質の力学的評価に関する成果は、会場から好評を得ました。
「技術e-フォーラム」は若手技術者の交流の場として定着し、今年も北は北海道、南は九州・沖縄から多くの技術者・関係者が参集し盛会裏に終わりました。

※技術発表の後に行われた審査で、当社技術部の谷野宮が行った「水上からのポータブルコーン貫入試験実施例」が、優秀技術発表者賞を受賞しました。