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安全衛生協議会(第1回)を、サンメッセ香川で開催しました。

安全が最優先される社会情勢に鑑み、かねてより構想していた当社の「安全衛生管理システム」を確立し、改めて業務の“無事故・無災害”を実現するため、社長以下全社一丸となって安全衛生活動をスタートしました。
今回の「安全衛生管理システム」の確立は、前年度末の重大事故(公衆災害)の発生が契機となりました。「安全衛生管理システム」は、この時の再発防止策およびシステム化される以前の安全衛生管理構想等をベースとしています。
確立した「安全衛生管理システム」を周知・徹底するため、社長以下の役員・社員ならびに県下の協力会社(3社)の参加のもと「安全衛生協議会(第1回)」をサンメッセ香川の特別会議室で開催しました。
今回の「安全衛生協議会」ではこの他に、KY(危険予知)活動勉強会~KY訓練等を実施し、最後に「ゼロ災害」を誓う安全宣言で閉会しました。弊社は今後も技術的な研鑽のみならず“災害のない安全作業も成果品質のひとつ”を合い言葉に社会の要請に応えて参ります。

〈 記 〉

・日時: 平成20年4月26日(土)
・時間: 9:00~12:30
・会場 : サンメッセ香川 2階「特別会議室」
・参加者: 全役員、全社員(営業・管理部門を含む)および香川県下の協力会社(3社)
・プログラム: 1.開会宣言
        2.社長挨拶/「安全衛生管理システム」確立の趣旨説明
        3.事故報告
        4.「安全衛生管理システム」説明
         1)安全衛生担当者の紹介
         2)社内緊急連絡体制
         3)安全衛生基本方針
         4)安全衛生目標
         5)平成20年度安全衛生管理計画
         6)安全サイクル
        5.協力会社からの要望事項
        6.KY(危険予知)活動勉強会~KY訓練
        7.安全衛生協議会の総評
        8.安全宣言:「安全衛生管理システムを確実に運用し、ゼロ災を実現します。」
        9.閉会挨拶






平成20年度入社式を開催し、期待の新人が3名入社しました。

弊社は主に地下領域で「土・岩・水」を対象にハード・ソフト両面での各種業務を行っています。何れも最前線となる現場業務が重要となります。このたび入社した高卒生3名の新人は、主に地質調査~ボーリング工事等の現業を担当する工務課に配属されます。
新入社員の3名に対して、3日間のオリエンテーション~基礎研修の後に、配属先で3ヶ月間のOJTとして実業務に就きます。弊社は今後継続して与えられた社会的使命を果たすためにも、現場技術者の確保と育成に務めます。
今回、縁あって入社した3名の新人が会社と実社会に馴染み、一日も早く一人前の現場技術者に育つことを念願しています。


富山市で、老朽化水源井の改修工事が竣工し「サターンウェル」として生まれ変わりました。

日本で最初の放射状井戸(満州井戸)として築造された朝日工業用水道2号井の改修工事が終わりました。この井戸は富山市における産業振興の基盤として昭和32年に築造されました。しかし、半世紀を経て老朽化が著しく、取水効率が大きく低下した現状を打開する必要がありました。
この問題を解決するために、当社開発の「サターンウェル」への改修工事が採用されました。既設井戸の改修には、入念な水理地質調査に加えて、老朽井戸に対する的確な診断・評価などのソフト面と、確実な施工技術などのハード両面の高いレベルが不可欠で、新井戸築造の場合とはまた異なった高い技術力が要求されます。
約半年間にわたる本工事は無事故無災害のもとに竣工し、富山市上下水道局様の期待に応え10,000m3/日級の理想的な水源井として蘇りました。竣工検査後に引き渡された新生井戸からは、北アルプスを源流とする常願寺川の清澄な伏流水が湧き出て富山市の産業発展を支えています。

【概要】
(1)工事名:朝日工業用水道2号取水井改良工事
(2)工事場所:富山県富山市朝日地区
(3)発注者:富山市上下水道局
(4)工事概要:・既設井上部躯体解体復旧工
        ・既設井集水孔、底盤閉塞工
        ・集水横暗渠工φ89SUS 3段18ヶ所 ΣL=634.0m
        ・揚水試験工
        ・場内整備工






内子町「龍王再開発温泉掘削工事」の起工式が挙行されました。

内子町(愛媛県)より、龍王再開発に伴い発注された新泉源の掘削工事の起工式が、河内町長、山田町議会議長、小川龍王再開発検討委員会長、他町関係者並びに地元関係者はじめ多数のご列席の下、現地で挙行されました。
なお、起工式の模様はテレビ愛媛およびケーブルテレビなどのニュース番組で報道されました。
当社は掘削地点の適地調査段階から参画し、調査にはCSA-MT電磁探査、ガンマー線スペクトル探査、VLF電磁探査等の最新技術を駆使しました。町関係者の大きな期待の下、本格的な掘削工事が始まります。






「四国技術フォーラム’07」in徳島で技術発表を行いました。

四国地質調査業協会の主催による「四国技術フォーラム’07」がアスティとくしまを会場に開催され、当社調査課の谷野宮竜浩が技術発表を行いました。

今回の四国技術フォーラムは4つのセッションに分かれ、全19編の技術発表が行われました。この内「A-1セッション:原位置試験・室内試験・サウンディング」において、「水上からのポータブルコーン貫入試験実施例」というテーマで発表しました。
発表は、主に軟弱な粘性土地盤において用いて得られるコーン貫入抵抗値をもとに経験式から粘性土の一軸圧縮強度が求まる「ポータブルコーン貫入試験」を、ダム湖底の堆積層調査に適用した事例を素材にしています。
発表では、ダム湖上で揺れを生じるフロート台船から水深20mという特殊な条件下で、精度の良い原位置試験を行うために凝らした種々の工夫を述べると共に、「ポータブルコーン貫入試験」に限らず各種原位置試験やサウンディングを行う場合、現場条件が試験基準にあてはまらない場合も多く、このような場合は各試験原理を熟知した上で、基準となる方法のみに縛られることなく柔軟な対応ができる事の重要性を示しました。